すーてき散人空の紙

北陸発、テキスト偏重、テーマは原則その時々、気分次第の旬刊ないし月刊、あるいはときどき不定期刊のブログです。

333は元気か

●どっこいまだまだ東京タワー●東京みやげに感涙●634に負けるな333 ◇ 東京の代名詞と言えば―、高さ634だもんな、武蔵の国の世界一だもんな、だから当然、スカイツリーだと思っていた―。 ◇反 面、気にはなっていた。かつて摩天を誇った東京タワーは、…

焼酎ネーミングシリーズ≪47≫「うまいがいね」

ヤーコンの焼酎とは、これは珍しい。南米アンデス原産のキク科根菜が、一般に知られるようになってまだ20年ほど。先輩のジャガイモやトマトに比べればまだまだデビューしたてのはずなのに、はやばや焼酎登場とは。さすが健康野菜の貫禄ですな。 ●●うまいが…

焼酎ネーミングシリーズ≪46≫ ど黒

焼酎ネーミングシリーズ≪46≫◇ど黒(佐賀県、光武酒造場、芋) 〇骨ヘン旧字の凄み髑髏杯 〇隠し通せぬ「真っ黒」もある ど黒? どくろ! 髑髏ですか!ついに出て来ましたか。久しく忘れていた、凶々しい単語。よりによって、この焼酎ネーミングシリーズに登場…

「ラーメン戦隊8レンジャー」高岡に

○8色そろえ、完遂にリスペクト ○ラーメン戦隊8レンジャー、高岡に ● ラーメンの色が、揃いもそろった実に8色、でR。 赤橙黄緑青藍紫のレインボーより一つ多いな。七色仮面もきっとびっくりだな。赤青黄桃緑と、5色の「秘密戦隊ゴレンジャー」はみな真っ…

ブログ2段階引越作戦、「大難渋」の記

〇「簡単」のはずが「大難渋」 〇ブログ2段階引っ越し、文系脳の挑戦 〇Yahoo⇒FC2⇒はてな ▼「すーてき散人」ブログ、この度はてなに引っ越してきました。 YahooからいったんFC2へ、さらにはてなブログへ。正直なところ大変、難渋しました。とい…

<span itemprop="headline">番外 大宅壮一文庫、お江戸上野広小路亭</span>

番外 またぞろ東京、北陸新幹線で▽ついに、とうとう、大宅壮一文庫▽ついつい、駅最寄り上野広小路亭 〇昨秋に続いてまたぞろ東京に所用があったのを幸い、ついでに、長年アタマの片隅に引っかかっていた所を訪ねてきた。これまで機会なく、いずれ、そのうち…

<span itemprop="headline">焼酎ネーミングシリーズ≪45≫ 蟇目、夢想仙楽</span>

◇蟇目 (鹿児島県、さつま無双、芋)否が応でも、逆に注目由緒正しき、弓道神事● だでさえ読めぬ字が、斜めにゆがめて書いてあるから、「これは何か、模様か?」「なんという字だ?」という仕儀となる。その分、逆に注目してしまう。否が応でもボトルを手に取…

<span itemprop="headline">焼酎ネーミングシリーズ《44》 良い夜サ酔い夜サ、のみよし </span>

芋焼酎といえば、なんといってもまずはサツマイモだが、やはり娑婆は広い。北陸にはなんと、意外にも里いも焼酎があり、さらには稀少な丸いも焼酎まである…。 ◆良い夜サ酔い夜サ (富山県南砺市、里芋、玉泉堂酒造)♪ヨイヤサ ♪ヨイヤサ 遠くから段々、祭り…

<span itemprop="headline">番外 正立と倒立、リバーシブル彫刻</span>

◇融通無碍、リバーシブル彫刻◇正立と倒立で作品タイトル変え●夏、奈良公園の「なら燈花会」に参加の際は、逆さに立てて『天地相聞歌』。秋、「石川の石を彫ろう会」の彫刻展では、当初に予定していたタイトルで『G線上の結々(ゆいゆい)』。同一の作品に対…

<span itemprop="headline">番外 久しぶり東京 ケロリン出版の街に</span>

番外編 黄色いケロリン桶は銭湯文化の象徴 東京・古書店街 大手書店の店頭に進出過日東京に所用あり、ついでにあちこち寄ってきた。往々、ついでの用の方がより印象深かったりするから、人生不可思議ではある。●その1、神田神保町。テーマパークならぬ古書…

<span itemprop="headline">番外 芸術の秋 合鹿椀</span>

芸術の秋◆剛にして豪なる漆器椀できた◆「561」、「Go!Rock one」● 金沢卯辰山工芸工房の漆芸体験教室に通い木地に布を着せ、漆を重ね塗り、重ね塗りして研いで磨いて 磨いて研いでそうしてオンリーワンのマイ合鹿椀(ごうろくわん)ができた。スタンダー…

<span itemprop="headline">焼酎ネーミングシリーズ《43》 日本の夏、くじら</span>

夏の終わりにどこの家庭でもお世話になったはずの蚊取線香を、いやいや、酒のおいしくなる秋の始まりに鯨飲(馬食)とならぬよう自戒を込めて鯨を、取り上げる。共通項は画面いっぱいの純朴なラベル絵。字が無い!。◆日本の夏焼酎(大分県、老松酒造、芋・麦…

<span itemprop="headline">番外 なら燈花会、あの箸墓古墳へ</span>

盂蘭盆へ石も走った北陸道 卑弥呼の墓?にもごあいさつ ● この夏のマイイベントの一つは奈良行きだった。(写真は順不同です)● 仏都・奈良の万灯会「なら燈花会」に、石彫り愛好グループ「石川の石を彫ろう会」から作品20点が“参加”。薄明かりの園路に映…

<span itemprop="headline">番外 創業の地への敬意無し 社名も泣く</span>

◇創業の地へ敬意なし◇「不二越」の社名も傷つける◇会長の富山県民性を謗る発言◇トップの蒙昧は企業に害「山向こうに勇躍」の歴史学べ●別にシャレではありません、新聞記事を一読して、思わず「ホンマかいな」とつぶやいた。自社創業の地を誹謗、愚弄する物言…

<span itemprop="headline">焼酎ネーミングシリーズ ≪42≫ 宜有千萬 感謝のきもち</span>

ぐい呑みを手に、ふと思い出す人がある。すっかりごぶさたしているけれど、元気かな、元気でいてくれてるよな。離れて暮らす親であれば、何が何でも顔を見せに行かねば、見に行かねばと思う。特別な日もあるではないか。すーてき散人ブログ、焼酎ネーミング…

<span itemprop="headline">焼酎ネーミングシリーズ《41》 青酎 赤狼</span>

青に赤は付き物。ん?信号機と思ったら、脇に黄もしっかり控えてました。ほかに黒、白、紅、紫も。人生いろいろ♪焼酎もいろいろ。今回取り上げたのは、青酎と赤狼。◇青酎(東京都、青ヶ島酒造、麦)●東京には東京産の焼酎があったとは意外や意外、全く知りま…

<span itemprop="headline">番外 こんなところに回転寿司</span>

番外 こんなところに回転寿司◇鮨の薬味は潮風と漁船◇能登・西海漁港の岸壁にポツン漁船がすぐそこに見えらぁ海のにおいがぷんぷんだ出漁待機の船はいても人っ子ひとりいねえや こんなところに回転寿司が。看板に「石川の四季」「能登の旬」とな店名「西海丸…

<span itemprop="headline">焼酎ネーミングシリーズ 《40》 神虎、風龍</span>

焼酎ネーミングシリーズ 《40》○神虎(福岡、いそのさわ、麦)○風龍(宮崎、すき酒造、麦) いわゆる本格焼酎(乙類)のみを取り上げて、シリーズ40回。ざっと80数銘柄を紹介してきたでしょうか。あとしばらく、このまま気ままに駄文を重ねていこうかな、と…

<span itemprop="headline">番外 鉄人28号に会ってきた</span>

神戸市長田を訪ね鉄人28号に会ってきた。やはり、でかかったな。商店街そばの若松公園で突然、高さ18mだもんな。目立つ目立つ。 🔸 おーい、ここにいたのか元気だったかー?テレビ画面の中とは桁違いの大きさで原色をまとい飛び出してきた鉄人28号と幼時の驚き…

<span itemprop="headline">番外 戯文「大凧吹き抜け」</span>

番外 戯文「大凧吹き抜け」◆正月トランプ遊びもいいけれど12畳敷で見参、大凧の「睨み」◆タコかいな たこかいな?蛸かいな 凧かいな?買いはせんけど‥たこでんがな 凧でんがな!凧揚げ、あまり見かけませんな犀川、浅野の川原でも。三角頭のカイト(洋凧)よ…

<span itemprop="headline">番外編 去年今年3題</span>

番外・去年今年3題○去年今年 貫く棒の如きもの (虚子)○そうか。きょうはこの句を実感できる日か。晦日中の晦日、大晦日。ならば、夜半から未明へ、年に一度の日付変更線をまたいでみようか。しかし、初めてこの句に接したとき「棒の + 如きもの」って何…

<span itemprop="headline">焼酎ネーミングシリーズ《39》悪太郎、悪、極王道</span>

焼酎ネーミングシリーズ《39》わが子同様に慈しみ、蝶よ花よと育てたはずなのにちょっと身を引きません? ちょっと構えてしまいません?……ちょっと怖め、ちょっと強あたり、でもやがて、純真無垢なんだから、一途なんだからと気づいてもらえる……そんなネーミ…

<span itemprop="headline">焼酎ネーミングシリーズ《38》</span>

どうにも熱い焼酎ネーミング《38》(前《37》の明治、昭和を受けて)四万十大正(高知、無手無冠、栗)川と年号、異質の組み合わせ自治体の沿革を語る栗の木の大恩を思う● 前回《38》の折、「明治の正中」と「昭和仕込」の間に大正がなくちと寂しい思いがし…

<span itemprop="headline">焼酎ネーミングシリーズ《37》明治、昭和</span>

焼酎ネーミングシリーズ《37》過ぎし時代の製法を復活、再現◆明治の正中(鹿児島、薩摩酒造、芋)◆昭和仕込(長崎、壱岐の華、麦) 「降る雪や明治は遠くなりにけり」 中村草田男、昭和6年の句作。平成28年の今なら「降る雪や明治遙かに去りにけり」でし…

<span itemprop="headline">焼酎ネーミングシリーズ《36》</span>

焼酎ネーミングシリーズ≪36≫「天誅」と「帥」〇出すぎたら、もぐらたたき やじろうべいなら右に傾こうが左に傾こうが、いっかな気にはなりません‥‥。しかし、これがシャバの雰囲気、世情となると話は別で、歴史の 帰趨を鑑みても、傾きすぎはよろしくありま…

<span itemprop="headline">焼酎ネーミングシリーズ《35》加賀野菜焼酎オンパレード</span>

(8月末日に訪問者6000人超え。感謝申し上げます)焼酎ネーミングシリーズ《35》加賀野菜焼酎のオンパレード◆かぼちゃ ◆たけのこ ◆れんこん ◆だいこん (JA金沢市、販売元・伸栄館)◆五郎島金時 (JA金沢市、蔵元・神酒造=鹿児島) 焼酎はある意味、…

<span itemprop="headline">番外 久しぶりの風景</span>

番外、久しぶりの風景突然の入院・退院、そして更新 突然の入院生活もあって長い間、ブログを休んでおりました。 かかりつけ医の紹介状を手に地域の基幹病院を受診したら、そのまま入院加療の日々がスタート。絶対安静の1週間を含め、1か月間は長い日々で…

<span itemprop="headline">焼酎ネーミングシリーズ《34》胡坐、坐忘</span>

焼酎ネーミングシリーズ《34》今回は「胡坐」と「坐忘」。座ではなくて、旧字の坐の付く銘柄2つについて。胡坐という漢字2字のどこがどうなったら「あぐら」と読めるのか、とんと見当がつきません。もともとは「あ・くら」(足と坐)だったとか、厳密には「…

<span itemprop="headline">焼酎ネーミングシリーズ《33》がまだす、球磨焼酎</span>

焼酎ネーミングシリーズ《33》〇がまだす 〇球磨焼酎▼がまだす(大分、老松酒造、麦) 九州北部の方言「頑張る」の意● SNSで地震のタイムラインを見ていたら、「くまモンがんばれ絵」というコーナーがあって、たくさんのいろんな励ましの絵がアップされて…

<span itemprop="headline">焼酎ネーミングシリーズ≪32≫恋寅、こいじゃが</span>

焼酎ネーミングシリーズ≪32≫恋寅、こいじゃが恋寅(佐賀県、宗政酒造、芋)▼旅から旅、恋また恋から解放され▼「恋人未満友達止まり」の切なさ▼柴又駅前で寅さんの銅像に会った ● おーい 寅さん、こんなところにいたのか。本家返りしてほんとの虎になって。恋…