● この夏のマイイベントの一つは奈良行きだった。(写真は順不同です)
● 猫が仰向けに眠っているのか、肉球でじゃんけんをしているのか、あるいは腹が鳴ったのか、タイトル「ぐー」。子供たちが肩を組みたき火を囲んでいる「結」、鞍馬天狗の頭巾のようにも見える吊り灯籠風「ほたる」など…、素人が思い思いの形に彫り上げた灯りの作品群は、いろいろ想像させてくれるのか、カップルや親子連れになかなかの人気でした。奈良出張展示の甲斐あったというものです。
自作のタイトルは「天地相聞歌」(写真)。
こちら天・・お~い元気か? 大丈夫か?
こっち地・・大丈夫だ~、そっちはどないや?
いつのまにか、天地が逆になってらぁ
逆立ちは疲れるな
めまいはする、頭痛もしてくらぁ
宅配業界では天地無用と、
アパレルではリバーシブルというらしいけど
かなわんなぁ。元に戻れるのかな。
人知れず、ボヤイテマス。
《奈良公園で5日から14日まで。石は16日、トラックで復路を金沢に無事帰還=写真》
こっち地・・大丈夫だ~、そっちはどないや?
いつのまにか、天地が逆になってらぁ
逆立ちは疲れるな
めまいはする、頭痛もしてくらぁ
宅配業界では天地無用と、
アパレルではリバーシブルというらしいけど
かなわんなぁ。元に戻れるのかな。
人知れず、ボヤイテマス。
《奈良公園で5日から14日まで。石は16日、トラックで復路を金沢に無事帰還=写真》
翌日は近年、卑弥呼の墓と俄然有力視される前方後円墳、「箸墓古墳」(桜井市)に立ち寄った。三輪山を望む巻向地区に入り、尋ね訪ねて田んぼ道をひょいと曲がると、柵の続く緑なす小山はあった。全長280メートルとか。
鳥居脇の高札に
「孝霊天皇皇女 倭迹迹日百襲姫命」とある(写真)。
幹線道路沿いには、「ひみこの里」の大きな看板が立ち、桜井市のHPも「ひみこの里」をキャッチフレーズにふるさと振興・観光振興に力が入る。
宮内庁職員氏に「地元はすっかり断定調ですね。卑弥呼の墓と裏付ける決定的な埋葬品が、実はもう出ているのでは?」と尋ねたが、当然「……」だった。民間の興奮はさておき、
やはり、あくまで、まだまだ陵墓参考地らしいのである。
宮内庁職員氏に「地元はすっかり断定調ですね。卑弥呼の墓と裏付ける決定的な埋葬品が、実はもう出ているのでは?」と尋ねたが、当然「……」だった。民間の興奮はさておき、
やはり、あくまで、まだまだ陵墓参考地らしいのである。
● それにしても比定されている姫の名。気になりますな。
単に音を示す漢字を連ねたか、ある程度、漢字の表意性も汲んであるのか。
ちなみに書紀によると、夫の正体を三輪山の蛇(蛇神だった)と知り、嘆きのあまりか、あるいは怒りのあまりか、姫はほと(=古語)を箸で突き刺し亡くなったとか。
自死ですな。
近畿の一部県にはサ行の第5音、九州の一部県にはば行の第5音を二つ連ねた、あたりをはばかる方言があるとか。誤解を恐れずに言えば、先述の「迹迹」(トト)と同系列ではなかろうか。日本書紀にみえる姫の名は、なにやら姫の自死の経緯を、物語をあっけらかんと語っているように思えるのだ。
古代の葬送のネーミングはかくもおおらか?!でありました。(この段、余談)
ほか、会員仲間3人で石舞台古墳、法隆寺など巡ってきた。(写真は16日、金沢に帰着したトラックから石作品を降ろす作業)
自死ですな。
近畿の一部県にはサ行の第5音、九州の一部県にはば行の第5音を二つ連ねた、あたりをはばかる方言があるとか。誤解を恐れずに言えば、先述の「迹迹」(トト)と同系列ではなかろうか。日本書紀にみえる姫の名は、なにやら姫の自死の経緯を、物語をあっけらかんと語っているように思えるのだ。
古代の葬送のネーミングはかくもおおらか?!でありました。(この段、余談)
ほか、会員仲間3人で石舞台古墳、法隆寺など巡ってきた。(写真は16日、金沢に帰着したトラックから石作品を降ろす作業)
きょうは、これにて。
ポパイに、ほうれん草
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(了)