すーてき散人空の紙

北陸発、テキスト偏重、テーマは原則その時々、気分次第の旬刊ないし月刊、あるいはときどき不定期刊のブログです。

<span itemprop="headline">駅舎一気通貫</span>

番外 連休は金沢から富山へ、小松へ

◆富山***駅舎一気通貫、LRTもチンチン電車
◆新幹線開通後も、まだまだ工事


 連休後半、金沢を離れて、近いところで東は富山市に、西は小松市へ。のんびり行ってきました。富山は新幹線開通で新装なった富山駅の見学がメインです。驚きましたな~。



 ◆「衝突しそう、衝突するぞ!」◆
 これはやばい。レトロ感たっぷりの路面電車が、近未来デザインのLRTが、ハリウッド映画ばりに駅舎の
壁めがけて突っ込んでいくー。「衝突必至」ではないか。

 新装の富山駅。気づいてみると、観光客や乗降客の
多くがカメラを構え、スマホをかざしている。壁に吸い込まれていく電車の光景はそれほど珍しく、スリリングであり、面白い。

 実は富山駅では、駅舎2階(高架)の新幹線の線路と、駅舎1階の路面電車軌道を「十字」にクロスさせる工事が、ただ今現在も進行中なのだ。駅北の富山港線と駅南の電車路線を、駅舎を一気通貫させ一本化するのである。



 端折って言えば、「駅舎通貫十字路線図」を描いているのである。北
アルプス立山連峰の土手っ腹を掘り抜き、立山黒部アルペンルートを貫通させたに富山らしい壮快、痛快な計画といえますな。

  というわけで、富山駅舎は内部も玄関前も、まだまだ工事中。
 身近な工芸美術館のような駅舎を北陸新幹線開通の3・14に間に合わせた金沢と、この際、新幹線は契機のひとつと言わんばかりにわが都市計画着々の富山。

  対照的な、北陸新幹線2都物語です。


◆小松***カブッキー久しぶり、木場潟公園で

 ◆「あいや、待たれい~~」
 カブッキーの大見得、相変わらず決まってますな。石川県小

松市の木場潟公園。このうち西園地は連休初日の4月29日に開所したばかり。混雑必至の金沢市内を脱出してやって来たら、公式ゆるキャラの「カブッキー」が園地の一隅で控えめに待っていてくれました。単管バリケードも見るからに可愛い弁慶に仕上がってます。

 ーーそうですか、そうですか、きょうは単管バリケードとしてご活躍ですか。実はファンなんですよ、貴君カブッキーの。昨年の全国ゆるキャラグランプリで15位だったとか。全国で何?、ゆるキャラは2000いや 3000?を数えるってほんと? その中で15位だから大したもんです。個人的にはベスト5、いや、人気不動のひこにゃん滋賀県彦根市)とツーショット写真が
あってもいいぞ、と思ったほど‥。それほど、秀逸なゆるキャラですよ、貴君は。
 木場潟と白山とその連山のパノラマは、絶景でしょう。どこぞに、ゆるキャラ義経どのはいませんか? 絶景ついでに、歌舞伎・安宅の関の、勧進帳の主従そろい踏みが見てみたいですな。



  それにしても単管バリゲートは面白い。以前紹介した金沢の兼六園型、新幹線型に負けず劣らず、小松にカブッキーありですな。
 きょうは、これにて。