すーてき散人空の紙

北陸発、テキスト偏重、テーマは原則その時々、気分次第の旬刊ないし月刊、あるいはときどき不定期刊のブログです。

<span itemprop="headline">消えゆくインサイト VAIO</span>

◆愛車、愛機のピンチ◆

☆VAIO売却の次はインサイトの生産終了ですか。やれやれ、淋しいニュースが続きますな。日々、愛車インサイトで移動し、お気に入りのミニパソコン、VAIO typePをいつも携行している身としては、ダブル・ショックである。

☆3年半前、ハイブリッド(HV)車テーマの新書や自動車雑誌を読み比べ、カタログを検討し、ディーラー店舗にも足を運び、選びに選んだ結果が私の場合、インサイトだった。
私流に言うなら、プリウスは「本当は電気自動車に成りたかった車」。対して、インサイトはエンジンが基本の「電動アシスト自動車」。違いは発進、低速時に現れる。プリウスは発進、低速域をモーター駆動で行い、インサイトはエンジンにより発進し、モーターは加勢に使う。同じHVでも、生い立ちが違えば性格も性能も違うのである。

デザインは両車似通っているが、5ナンバーのインサイトがコーナーを曲がっていくときの姿には“街中浮遊物体”とでも言いたい未来性が漂うーそう映る。生産終了するインサイトの代替は、フィットということなのだろうが、インサイトの未来的なデザインは現フィットでは代替できていない。



☆さて、VAIOのtypeP。Windows7を搭載し、キーボードは打鍵の具合もよく、長文の入力にも十分使える。発売当初のVista版、その後のXP版をレスポンスやサポート期間の関係から見送り、7版でようやく手にした待ちの一品だ。造り込みの緻密さ、入念さはSONYならでは。母艦とする17インチ画面のノートパソコンとほとんど同じ種類のプログラムを入れており、
クラウドソフトのおかげでノマド族よろしく、場所、機種を違えて、出かけた先で「さきほどの作業」を継続できるのがいい。動画をそう使わないのなら、このVAIOのtypeP、片手でつかめる軽薄短小パソコンの名機として名を残すはず。なお、VAIOとは、Visual、Audio、Input、Outputかと思っていたら、下の2つはIntelligent Organizerの略だそうで、恥ずかしながら早合点していた。

☆愛車と愛機の、やがて消えゆくブランド…。できうる限り長く、つきあっていきたい。
  きょうは、これにて。