すーてき散人空の紙

北陸発、テキスト偏重、テーマは原則その時々、気分次第の旬刊ないし月刊、あるいはときどき不定期刊のブログです。

<span itemprop="headline">番外 「まるさんかくしかく」の定理</span>

番外 「まるさんかくしかく」の定理

◆幾何の究極の定理、見つけた
◆森羅万象の形、○△□に帰結
◆公園の内と外で気づいた端正3様、


以下、戯文タッチで。


おーい、ちょっと見てみまっし(出だしは金沢弁で)。何とも見事な、大きな三角《△》、そしてきちっと端正な四角《□》ではないか。

造園士さん、もとい、かっこよく言うと庭師の、いい仕事ではありますな。


それにしても心残りだな。
お~い、丸《⭕️》はどこ行った?△、□だけがいても、なんか不足感があるなぁ。抜けとる、あかんぞ、あかん。○はどこ行った???

広島カープにいてまっせ(ここだけ大阪弁)、もっか売り出し中の外野手、丸選手ですよ。赤~いチームの丸とは、デザイン的にもいいでしょう。


何ですな、栄久庵憲司著「幕の内弁当の美学」という本の内容からすると、幕の内弁当は和風最高のデザイン美学なんですな。
四角い箱、重箱の中に、
びっしりきれいに色味も考慮しつつレイアウトされた幕の内弁当や松花堂弁当は、デザインの妙の行き着いた、ひとつの形式なんですな、日の丸弁当ももちろん然り。そう解釈しますよ、私は。
和風の美学、すこぶるいいではあり
ませんか。


ちょっと待ちなさい。今は○がほしいの!! ○が。
なんとか
、□△に○を会わてやりたいのじゃ。



ならば、この公園(金沢市民芸術村大和町広場)を出た通りに、
「⭕️  麺」という屋号のラーメン屋さんがあるよっ、と。
ほれっ、写真の通り。

なるほど、これで、○、△、□がそろたな、そろうた。
やっと、幾何の永遠の定理、「まるさんかくしかく」がそろたな。

なんせ、自然界の、人間界の、永遠の定理、究極の形だからのう。
どんな模様も形態も、分解していくと、最後は○△□になるということや。
何、線が足りん?  やんわり、しっかり、ペシャンとつぶせば線ができるやないか。慌てる必要はないぞ。
宗教界でも永遠の定理。
古代日本のスーパーマン弘法大師真言密教が示す「五輪塔」も、畏くもいみじくも△○□から成り立っておる、のである。

赤塚不二夫先生も偉いですな。
チビ太のおでんも、△○□だ。おまけに串も、ここは線として構成要素に加わっている。ギャグ漫画の天才、赤塚不二夫先生はさりげなく、しかもあっさりとギャグの深遠を示しておられるのだ。
なかなかできることではないぞ。


この公園の庭師も、なかなかやるな。
公園の内と外で、「まるさんかくしかく」か~。
この造形、このアート、この遊び心、いい公園だなぁ。
(しみじみ‥)


以上、戯文にとどまらず、すこぶる付きの駄文でもありました。

きょうは、これにて。