すーてき散人空の紙

北陸発、テキスト偏重、テーマは原則その時々、気分次第の旬刊ないし月刊、あるいはときどき不定期刊のブログです。

<span itemprop="headline">番外 こんなところに回転寿司</span>

番外 こんなところに回転寿司
鮨の薬味は潮風と漁船
能登・西海漁港の岸壁にポツン


漁船がすぐそこに見えらぁ
海のにおいがぷんぷんだ
出漁待機の船はいても
人っ子ひとりいねえや
 
こんなところに回転寿司が。
看板に「石川の四季」「能登の旬」とな
店名「西海丸」「網元直営」とな
なぜにかくも人気なき岸壁に立地?


ここは能登半島は外浦、西海漁港
北陸新幹線の景気から遠く
人影薄い過疎つきまとう地で
果敢に〝常識逆張り〟の商法か

お客さんたくさん来る?
儲かりまっか?
商売成り立ってますか?
成り立ってほしいですな

余計なお世話だろうけど
そこで、いくつか考えた
惹起文句もとい
キャッチコピーというやつを

●「窓に漁船が見える廻転寿し」
➡︎
港の見える丘公園じゃあるまいし、ロマンチックにも横浜チックすぎるぞ。
見えるどころか、もっと近いぞ。
大漁旗の見える廻転寿し」なら、
見えぬ日や時間帯があっても、漁港のことと許されよ。

●「岸壁最寄り、漁船直送の廻転寿し」
⬅︎
ぐっと距離は近くなったな。
ただ、「が」「ぎ」と濁音の連発が耳にきついな。
きれいに静音ではつくりづらいか、無理か。

●「水揚げ20m、漁船直属の廻転寿し」
➡︎
とうとう漁船直属できたか。あべこべだけど文句は出まい、網元の経営だもんな。
概数20とは説得力あるな。20mもないと思うけど、一応、直線距離きちんと計ってな。
ピチピチ感、きときと感ともに申し分なしだな。

《《 東京から帰省した娘とともに金沢から車で2時間余り。
駐車場にはこの日、遠く滋賀、奈良ナンバーもあった。
店内には大漁旗乱舞する「西海丸」のバネルも。
こんな立地環境の回転寿司が日本全国ほかにあろうか?? ないだろうな!!
客は呼ぶもの、呼べるものでもある、ということか。》》

🔹鮨食えば  窓に潮風旗風  あぁ旨いうまい🔹
能登応援団の気分にて、字余りの駄句)

きょうはこれにて。
  ポパイに、ほうれん草
  ブログに いいねボタン
  客人には、鮨かいな