すーてき散人空の紙

北陸発、テキスト偏重、テーマは原則その時々、気分次第の旬刊ないし月刊、あるいはときどき不定期刊のブログです。

<span itemprop="headline">番外 鉄人28号に会ってきた</span>


神戸市長田を訪ね
鉄人28号会ってきた。
やはり、でかかったな。
商店街そばの若松公園で突然、
高さ18mだもんな。目立つ目立つ。

         🔸         🔸
おーい、ここにいたのか
元気だったかー?
テレビ画面の中とは桁違いの大きさで
原色をまとい飛び出してきた鉄人28号
幼時の驚きのままに、まさか出遭え
まさか見上げようとは


踏ん張った足は大地を掴み
眼は予兆察知へ観天望気に集中し
手は天地の境をつかもうとする
そうして不動の巨躯は、
神戸の守護神となっていた


あの刻、神戸の街は
世の終焉とばかりに揺れに揺れ、
崩れに崩れ、火と黒

煙に襲われた。
わが子の上に覆い被さるなどして
親子家族、数多の命が天へと消えた


永年
月を
経て
今は災禍の痕など
およそうかがえぬ街を
行き交う人や自転車をよけながら
歩いた


「ねじめポーク」カツ丼の店に入り、
 被災商店街の一角にある食堂が
一転、大隅半島過疎地「根占」を支援していると知った
シラス台地の特産の消費拡大により、
定住促進に寄与しよう、、、なんという健気


商店街のロゴマークで初めて気づいた。
鉄人28号の頭が、モヒカンスタイルだと。
鳥の鶏冠(とさか)に似て、風を切り
常に向かう先を示す…
いわば 果敢な勇者の印なのかなと。


半世紀もまだも昔の
白黒テレビ時代の子供たちのヒーローは、
神戸出身の漫画家・横山光輝さんの想いを超え
復旧・復興への依り代となってきた。
向後はさらに、
発展と決意の象徴
として世代を超えてゆく。。

 



きょうは、こ
れにて
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